自分を守るために

※Facebookでの投稿を再編集したものです。


先日、久しぶりに夫とケンカ?しました。

夜ご飯の時間。

ちょっと目を離した隙に部屋は荒れ放題。

当日すでに次女は3回水をこぼしバチャバチャ遊びにふける。

長女は、私が朝頑張って作ったお弁当をほぼ食べることなく、

お弁当の内容が悪いと言い、夜ご飯のメニューも気に入らないと言う。

この時点ですでになぜか私はイライラ。


次女はなかなかご飯を食べず、長女はお皿も片付けない。

夫は、自分のお皿を片付け、私も横で片付ける。

そんな中、夫のちょっとした行為にイラッ!

そして、「俺に当たるな!」と叱られる(ごもっとも…)

けれど、その時の私はイライラMAXの状態。


お皿を洗いながら、夫にここ何ヶ月かのイライラをぶつけ続け、涙がポロポロ溢れる。

「一旦落ち着け…」と諭され、次女とお風呂へ。

お風呂の中でも涙は止まらず。。。

けれど、そんな中

「なんで私、こんなに夫にあたってるんだっけ?」

「イライラの原因は本当に子どもたちなのか?」

なんて考え始める…。

涙は止まらないものの、ちょっとずつ冷静さを取り戻す。


・・・。


数日前に夫が言った一言が思い出される。

リビングでスマホ操作をしていた私にかけられた一言。

夫「○○(次女の名前)のこと、見てないんだね…」

私「・・・。」


原因はこれかも。。。

数日間、ずっと心の中で引っかかっていた言葉。


この一言が私には

「母親なのに、どうして子どもをよく見てないんだよ(母親失格だ)」

と聞こえた。

夫は、おそらくそういう意味で言ったわけじゃない。

でも私の脳内で勝手に変換された。

きっと私自身が自分でそう思っていたから。


私が自分の脳内で、自分を責める言葉を作り出し、

大事な人が言った言葉にその思考をのせ、勝手に傷つく。

大事な人に

「こんなことを言われた」「悲しい」

そんな思考…。

わたしは悪くない、わたしは頑張ってるのに!

と、自分自身の正当性を示すために、誰かを悪者にしたかったんだ。


夫婦げんかでほぼほぼ謝ったことのない私ですが(おいっ!w)

今回は夫に時間を作ってもらい、

上記の正直な気持ちを伝えるとともに、「ごめん」と謝った。

案の定、「そんなつもりはなかった」と夫。

「他にも、不安や不満があれば、全部言っていいよ」

となんとも器のでかい…。


思い返せば、ケンカというより、わたしの勝手な言いがかり。

自分に余裕があれば十分に回避できたであろう問題。

コロナの影響で、自分の時間が激減し、十分なセルフコーチングができておらず、心の余裕が皆無だったんだろうなw


ただ、これまでは、そんなことすら考えることなく、

表面的な行為や言動の一部に

「○○が悪い!私は悪くない!」と言って、

本質的なものを見ようともしなかった。

時間が経ってちょっと落ち着いて(OR忘れたふりをして)、

夫が雰囲気を変えるために(おそらくしぶしぶ)謝ってくれて、なんとか関係性をもとに戻す感じ。

今考えるとほんとひどいヤツw

(ごめんっ!)


コーチングを学んでおきながら恥ずかしい話ですが、

あまり考えてこなかった自分の奥底の思考や気持ちの動きにこれまでとはちょっと違う視点からアプローチできるようになったのは、わたしのちょっとした成長。

(まだまだ浅いけど!)



実は上記の話のあと、ついでに一つリクエストした。

「たまには感謝してほしい!

 ありがとうの一言で、私はきっと救われるから」

夫は「わかった!」と言って、手を握ってくれた!

承認欲求の塊のような言葉だけど、

私にとっては、夫に言ってもらうことに価値がある。




追い詰められたときにこそ、

自分のほんとうの気持ちや思考に気づくことができるのかも。

そのチャンスは突然、

感情の爆発とともにやってくるかもしれないけれどw

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2020年6月27日(土) 14:00~
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PROFILE

黒木 るい -KUROKI RUI-

高校卒業後、地元のIT企業へ技術職として就職。3年目より小規模プロジェクトのリーダーを務めつつ、新卒教育にもかかわる。5年ほど、ほぼ仕事中心の生活をしていたが、想定外の妊娠。結婚、出産を経て、復職。2人目不妊となり、家庭と育児と仕事に加え、不妊治療開始となり、両立に悩んだ末、転職。

転職直後、夫の転勤により在宅勤務となる。トータル6年の不妊治療を経て、待望の2人目妊娠&出産後、2度目の夫の転勤が決定し福岡市へ。育児休暇後、在宅勤務がNGとなったため、0歳児を抱えながら転職活動開始。

普段の自分のコミュニケーションにあまり疑問を持つことなく、どちらかと言えば自信をもって、毎日忙しくも楽しい毎日を送っていたつもりだった。しかし、心のなかでは長女との関わりにだけは、大きな不安や疑問が溢れていた。そんな中、トラストコーチングと出会う。

自分の中の「正解を求める思考」や「自分勝手な思い込み」が、長女を含めた大切な家族や自分自身を苦しめていたことに気づく。

これまでの自分の思考を都度振り返りながら、自分と同じようにコミュニケーションに自信があり、無意識に他者を傷つけている可能性のある方に、立ち止まって考えていただく時間を作ってもらいたいという思いでコーチング講座の開講をスタート。

現在は、ご縁をいただいた福岡のIT企業で技術職として働きながら、休日にTCS、MCS、コーチング体験講座を開講中。また、こどもたちが多くの時間を共に過ごす教育・保育機関の先生方にもコーチングをお届けしたいと、ナーサリーコーチングにも参加している。6月に福岡で開催される絵本「鏡の中のぼく」作者講演会の発起人。絵本の読み聞かせイベントなども随時開催。小学生と2歳の女の子二人のママ。基本的に自分が好き。チョコレート大好き。宮崎出身、福岡在住。

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コーチング講座@宮崎

ポジティブになりたい、ポジティブだけどなんか違和感、ポジティブ全開の方に、一歩進んだコミュニケーション講座、お届けします。トラストコーチング、マザーズコーチング認定講師。