絵本の読み聞かせに学ぶ
先日、ボランティアで参加している小学校の読み聞かせグループの定例会が開催されました。
読み聞かせについてたくさんのお話をするなかで、
「読み聞かせ中、こどもたちがお話を聞いてなくてもいいよね!」
そう言っていらっしゃるお母さんがいて、
わたしも「確かに…」と思いました。
現在次女に絶賛読み聞かせ中のわたしですが、
まだ次女は一歳。
絵本を持ってきては
「◯△で~(読んで~)」
と要望を伝え、わたしが読みはじめると、
ページを行ったりきたり☆
終わったと思ったら、再度要求(笑)
読んでる途中で、
おやつを食べたり、テレビを見たり、
お姉ちゃんのところにいったり。
かと思えば、一日に30回以上も
同じ本を読んでくれと訴える。
読み手としては、
できることなら聞いてほしい。
内容に反応してほしい。
大きくなればなるほどね。
理想はそう。理想はね…
実際、マザーズコーチングスクールを受講する前のわたしは、
長女に読み聞かせ中、聞いてくれないと分かると
イライラして途中で怒って強制終了してました(笑)
長女には申し訳ないことしたな…
聞き手となるこどもたちは、なんといっても自由。
そう!聞いてなくてもいいのよね~
定例会では、以前、長女に読み聞かせた際、わたしが大号泣してしまった本をご紹介。
他のお母さんたちも読むと泣いてしまって…(笑)
「泣いちゃうよね~」
と笑いながら
「長女に伝えたいことは伝わらなかったけど、
わたしが泣いてしまったことは、長女はとてもよく覚えているんだよね~」
と話しました。
こどもたちにとって、読み聞かせは、
絵本の中身も大事だし
読み聞かせという行為も大事。
でも、
読み手であるお母さんとのコミュニケーションのあり方が一番大事なのかもしれない
と、はっと気づきました。
わたしが大号泣したあの日、
長女はなぜ母が泣いているのか分からなかったと思います。
今聞いても、絵本の中身は全然覚えていません。
けれど、
「ママが泣いていた」
ということだけは、今もはっきり覚えているんです。
こどもたちは
絵本を見ながら、
読み聞かせを聞きながら、
ママを見ている。
それを意識しながら読み聞かせすると、
また違った読み聞かせの時間になりそう。
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