「ちゃんと言えば良いじゃん!」

長女が小学生になって、いろいろな言葉を覚えてくるにつれ、

わたしがよく言っていたのが

「ちゃんと言えば良いじゃん!」

です。


宿題がうまく進まないとわたしや主人に怒られる。

すると、泣き、すねる時間。

特に主人が怒った時には、何も言えなくなる。


宿題以外にも

○○(よくないこと)をやった

○○(するべきこと)をやってない

という状況でわたしや主人に叱られる、となると

黙り込んで、何も言わない。


主人が怒った・叱った時

長女がひとり部屋にこもると、

主人から「フォローしてあげて」と言われ、


わたし「○○ちゃん、どうしたの?」

長女「わたしは○○して、□□したのに、パパは怒るor聞いてくれない(泣)」

わたし「それ、最初からちゃんと言えばいいじゃん。パパ聞いてくれるよ」

長女「だって、怖いもん」

わたし「うーん、パパ優しいけどな~」

長女「・・・」


そんな会話が何度となく繰り返されました。


わたしが怒るときは、さらにひどく

長女に有無を言わせない雰囲気で怒った理由を怒鳴りつける。

そして、そのあと落ち着いて話を聞いたときに

「それ、さっき、ちゃんと言えばよかったじゃん!」

「○○ちゃん、もう自分で話せるでしょ?」

と責める。


時間がたって、

わたしは、怒ったこと自体を反省することはよくありました。

それを謝ることも。


けれど、

「ちゃんと言えばよかったじゃん」

という発言に対しては、絶対の自信を持っていました。

「言えるのに、言わないあなたが悪い」


これは、わたし自身が

「納得がいかないことは相手に伝える」

ということをこれまでずっとしてきたからです。


わたしがそうだから・・・と

長女にもそれを強制していたんです。


コーチングを学び始めて

長女は、言いたくても言えなかったんだ

とようやく分かったんです。

残念な母親ですね。。。


自分が(もしくは主人が)

「言えなくさせている」ということなんて

ほとんど考えたことがなかった。


言いたくても言えない


それを無視して、

わたしはわたしの正論を振りかざし

伝えない方が悪いと決めつけ、

長女を悪者にしていたんです。



残念ながら、

いまでもたまにやっちゃいます。


けれど、やっちゃった後に、

「あ、わたしのせいかも…」

と立ち止まって、振り返ることができるようになったのは、

ひとつ成長かもしれません。




今年もお世話になりました。

来年も引き続きよろしくお願いいたします。


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黒木 るい


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PROFILE

黒木 るい -KUROKI RUI-

高校卒業後、地元のIT企業へ技術職として就職。3年目より小規模プロジェクトのリーダーを務めつつ、新卒教育にもかかわる。5年ほど、ほぼ仕事中心の生活をしていたが、想定外の妊娠。結婚、出産を経て、復職。2人目不妊となり、家庭と育児と仕事に加え、不妊治療開始となり、両立に悩んだ末、転職。

転職直後、夫の転勤により在宅勤務となる。トータル6年の不妊治療を経て、待望の2人目妊娠&出産後、2度目の夫の転勤が決定し福岡市へ。育児休暇後、在宅勤務がNGとなったため、0歳児を抱えながら転職活動開始。

普段の自分のコミュニケーションにあまり疑問を持つことなく、どちらかと言えば自信をもって、毎日忙しくも楽しい毎日を送っていたつもりだった。しかし、心のなかでは長女との関わりにだけは、大きな不安や疑問が溢れていた。そんな中、トラストコーチングと出会う。

自分の中の「正解を求める思考」や「自分勝手な思い込み」が、長女を含めた大切な家族や自分自身を苦しめていたことに気づく。

これまでの自分の思考を都度振り返りながら、自分と同じようにコミュニケーションに自信があり、無意識に他者を傷つけている可能性のある方に、立ち止まって考えていただく時間を作ってもらいたいという思いでコーチング講座の開講をスタート。

現在は、ご縁をいただいた福岡のIT企業で技術職として働きながら、休日にTCS、MCS、コーチング体験講座を開講中。また、こどもたちが多くの時間を共に過ごす教育・保育機関の先生方にもコーチングをお届けしたいと、ナーサリーコーチングにも参加している。6月に福岡で開催される絵本「鏡の中のぼく」作者講演会の発起人。絵本の読み聞かせイベントなども随時開催。小学生と2歳の女の子二人のママ。基本的に自分が好き。チョコレート大好き。宮崎出身、福岡在住。

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コーチング講座@宮崎

ポジティブになりたい、ポジティブだけどなんか違和感、ポジティブ全開の方に、一歩進んだコミュニケーション講座、お届けします。トラストコーチング、マザーズコーチング認定講師。