「冬休みの宿題」問題

お正月もあっという間に過ぎ、日常の生活がスタートします。


長女の小学校も今日が始業式ということで、

帰省から戻った1/4ごろから、いやでも

冬休みの宿題と向き合う時間

というのがスタートしました。


長女は、出されたプリントの宿題は冬休み前半には終わり、硬筆、毛筆もまあ、早めに終わり。

絵日記は冬休み終了直前に、楽しそうにやっておりました。


問題は、自主学習という宿題。

長女のクラスの担任の先生は、こどもたちの自主性を大事にしてくださる方で、

「無理やり詰め込んでも難しいので、『いつまでにここまで』という最終目標は提示しますが、その子のペースで調整しながら取り組んでください。」

とおっしゃってくれるような感じです。


2学期最後の参観日後の懇談会で

「冬休みの間に計算ドリル、各ページ3回まですべてやりましょう、と言います」

と聞いていたわたしですが、

長女の状況はというと、冬休み入った時点で、各ページ1回目がようやく終わったところ。

※ちなみに、計算ドリルは46項目あります。

計算ドリルは毎日宿題で出ているため、宿題をきちんとやっている子は、

3回目まで終わらせることは容易いようです。

(長女は宿題をしていないということ…わかっていたけれど、母ショック…)


うーん、どうしよう。。。


ひとまず長女と話をして、

「冬休みの間に、最低2回目までは終わらせる」ということを決めました。


そして、冬休み終了直前。

2回目のターン、残り9項目。

というところで、パパ指示のもと、わたし丸つけをスタート。


スタートして、すぐに

「ん?ん?なぜ、計算あとがないのに、答えがあってる?」

これは…


彼女はとても分かりやすく、きっちり筆算をしているところは、

その計算あとが残っていたり、消しあとが残っています。

それがまったくないページがちらほらある。。


わたしは、長女に掛け算の問題を出しました。

長女「すぐには分からない。筆算しないと」

わたし「・・・これ、答え見ながら写したよね?」

長女「・・・」


これまでも「宿題がめんどくさい」という彼女に対して、

宿題の意義などを一緒に考えてきたつもりでした。


3年生まで、長期休みの際には宿題とは別に市販のドリルを複数購入し、

ママからの宿題として毎回それをクリアしてきた彼女です。

やればできることをわたしは知っています。


ただ、1年前の冬休み、市販のドリルの答えを写していることが分かってから、

その「ママからのドリル」制度を廃止しました。


だから、その分、学校の宿題などに割く時間は増えた、はずでした。


今回も帰省の間、祖父や祖母との時間、従弟との時間など、たくさんの思い出はできたようです。

けれど、宿題はパフォーマンスとしてやったふり、でした。


1年前のわたしは「写すくらいなら、やらなくていい!」と激怒し、

そこで終わりました。


今回も「写すくらいなら、やらなくていい」と同じことを伝えましたが、

そのテンションなどは大きく違いました。

淡々と

「宿題って何のためにするんだろうね?」

「なぜ、ママがドリルを写していたことを指摘するか、わかる?」

「この写した分のドリルのページ、どうする?」

「この写して終わった分の問題が、これからも解けないとしたら、どうなるかなぁ?」

と問いました。


長女には

「それ、いやだ!しつこい」と一蹴されました。

わたしは、

「そっか、じゃもう言わないね」

とひとまず終わって。


でも、数分後、あっさりと隣に来て、

「明日、朝から計ドやるね。ママの隣でやってもいい?」

とのこと。


一晩寝て、次の日の朝、パソコンで記事を書く私の隣で、一応計ドやってました。


わたしの質問力も、長女との関わり方もまだまだです。

でも、1年前とは違った伝え方ができたことは、やっぱりよかったのかな~と思います。


長女もわたしも学びの途中。

そのときどきで、選択するものはきっと違ってくる。


けれど、以前より少しでも一緒に成長できているといいなぁ、と思った時間でした。


ちなみに、最終結果は

「計ドの項目のうち、自分の苦手なところ(割り算の筆算)だけ選んで、やる!」

でした(笑)


まあ、それもありか。


長女には

「先生に怒られるときには、一緒に怒られよう」

と二人で話しました。


が、ホントは呼び出しはちょっぴり嫌だなw



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PROFILE

黒木 るい -KUROKI RUI-

高校卒業後、地元のIT企業へ技術職として就職。3年目より小規模プロジェクトのリーダーを務めつつ、新卒教育にもかかわる。5年ほど、ほぼ仕事中心の生活をしていたが、想定外の妊娠。結婚、出産を経て、復職。2人目不妊となり、家庭と育児と仕事に加え、不妊治療開始となり、両立に悩んだ末、転職。

転職直後、夫の転勤により在宅勤務となる。トータル6年の不妊治療を経て、待望の2人目妊娠&出産後、2度目の夫の転勤が決定し福岡市へ。育児休暇後、在宅勤務がNGとなったため、0歳児を抱えながら転職活動開始。

普段の自分のコミュニケーションにあまり疑問を持つことなく、どちらかと言えば自信をもって、毎日忙しくも楽しい毎日を送っていたつもりだった。しかし、心のなかでは長女との関わりにだけは、大きな不安や疑問が溢れていた。そんな中、トラストコーチングと出会う。

自分の中の「正解を求める思考」や「自分勝手な思い込み」が、長女を含めた大切な家族や自分自身を苦しめていたことに気づく。

これまでの自分の思考を都度振り返りながら、自分と同じようにコミュニケーションに自信があり、無意識に他者を傷つけている可能性のある方に、立ち止まって考えていただく時間を作ってもらいたいという思いでコーチング講座の開講をスタート。

現在は、ご縁をいただいた福岡のIT企業で技術職として働きながら、休日にTCS、MCS、コーチング体験講座を開講中。また、こどもたちが多くの時間を共に過ごす教育・保育機関の先生方にもコーチングをお届けしたいと、ナーサリーコーチングにも参加している。6月に福岡で開催される絵本「鏡の中のぼく」作者講演会の発起人。絵本の読み聞かせイベントなども随時開催。小学生と2歳の女の子二人のママ。基本的に自分が好き。チョコレート大好き。宮崎出身、福岡在住。

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コーチング講座@宮崎

ポジティブになりたい、ポジティブだけどなんか違和感、ポジティブ全開の方に、一歩進んだコミュニケーション講座、お届けします。トラストコーチング、マザーズコーチング認定講師。